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    みつる (06/14)

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劇場版まどマギ新編観てきた

JUGEMテーマ:ひとりごと

年末に観てきた映画の話・2つ目。
ついに、ようやっと、観た。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」。
ところでこのタイトル、どこからどこまで「」に入れたらいいんだろう。

テレビシリーズ放映時から一応どんな話かは知っていて、
友人の話を聞いたり断片的な映像を見たりネタバレを読んだり、
けど全話見るわーってほどのモチベーションはなかった。

去年の11月、文学フリマに合わせて上京したとき、
電車の時間までホテルのテレビをぼーっと見ていて、
そういえばせっかくテレ東映るんだからそっちにしよう、とチャンネルを変えたら、
2時間で分かる劇場版まどマギ総集編まとめ、なる番組をやっていて、
おーこれか、と思って、まあがっつり見てしまった。
で、がっつりへこんだ。
重たい!! ネタバレ読んで話ひと通り把握してから見てるのに重たい!!
これリアルタイムで見てたらそりゃしんどいわ!!
しかも見てるあいだにホテルを出る時間になっちゃったので
一番見たかったアルティメットまどか様のご光臨を見届けられず、
ほむらちゃんが悲壮な決意でワルプルギスの夜に立ち向かう直前まで見て
泣きそうになりながらテレビの前を去りました。

で、あーやっぱりまどマギすごかったんだな、劇場版新編観てみたいかな、と思いつつ
なかなか観に行けず。またネタバレ読んではーってなってた。
しかし思いがけないことに、12月30日に「かぐや姫の物語」を観に行った映画館が、
なんと12月31日限定で新編を再上映するという素敵なことをしてくださった。
まどマギからの紅白からのジャニーズカウントダウン、
なんだこのお祭り感! とひとりでわくわくして、
2日連続で同じ映画館に行くという初めての経験をしてきました。

うん、楽しかった。面白かった。
公開期間はとっくに終わっていますが、ここから先は一応追記のほうに。
新編なんか嫌いじゃーほむらなんか嫌いじゃーという方は
読まないことをおすすめします。



+++

賛否両論すごかったらしいけど(確かにって思った)、
わたしはかなり好きだった。
ほむらちゃんみたいな子が好きなせいだなあと思う。
人に頼れなくてひとりで全部抱え込んで悩んで悩んで、
ぼっきり折れて壊れてしまう、一線を越えてしまう、
みたいなキャラクターがすごい好きなのだなあと再認識しました。
真面目で一途で潔癖なほむらちゃんの、
その潔癖さを中学生くらいの自分と重ねてしまう。
で、自分はその潔癖さを完遂できなかった(折れずに生き延びた、とも言える)
けれど、ほむらちゃんは貫いた。そこにちょっと憧れさえしてしまう。

ほむらちゃんの「叛逆」(新編の題にもなっている)、
欲に任せてまどかの願いを踏みにじったと言えばそうかも知れないけど、
逆にまどかの願いを汲んだとも取れる。わたしはそう取りたい。
大好きなものみんなを置いて神様になんかなりたくなかったまどかを、
悪魔になってでも引き裂いてでも元の世界に戻したかった。
だいたい、ほむらちゃんが一番守りたかったのは元の世界にいた頃の、
普通の女の子のまどかだもの。神様じゃない。
さやかが怒るのも分かるんだけれど、
あれのどこが「成長」だ!! って言う人がいるのも分かるんだけれど。
きっとほむらちゃんはさやかが怒ってくれて嬉しかっただろうな。
まどかが神様としての記憶を取り戻したら自分のしたことを引き受けて、
死ぬなり抹消されるなりする、そういう結末を受け入れるんだろう。
それはエゴを貫くことの覚悟ってことで、確かに「成長」かも知れない、
と悪魔になったほむらちゃんを見ながら思いました。
わたしほむらちゃんのこと信頼しすぎだね?

あと、まどマギってどうしても物語とか登場人物の心理描写とか
そっちに目が行っちゃっていたのですが、新編をまるまるちゃんと観たことで、
映像とか演出とかすごいいいんだなって改めて発見しました。
すんごいかわいいよときめくよ!!
(テレビで初めてエヴァ見たときも似たような感じだった。
エヴァのネタバレってだいたい登場人物の人間関係だったり心理だったりで、
そんなに面白いのかふーんってぼんやりしてたんだけど、
実際テレビで見て、戦闘シーンとかシ徒のデザインとかちょうかっこいい!! 
なんだエヴァ楽しいじゃん!! って興奮した)

何と言っても「ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット」、ちょうかわいい……!!
5人揃っての変身シーンがすっごい好き。
変身少女ものの変身シーンを見るの大好きなわたしにはたまりません。
テレビシリーズ、それから前の劇場版2作の変身シーンも
それぞれ素敵でいいなあと思ったんだけど、
新編のは5人が仲良し、穏やかな関係のところから始まるせいもあるのかな、
これまでのよりもっとロマンチックでメルヘンチック。
影絵風なんですよ。今までにない感じ、素敵だ。
5人で戦ってるところも、お茶会も、ナイトメアまでとにかくかわいい。
あとあとこれがほむらちゃんの結界の中だって分かってから思い返すと、
こういうふうに5人仲良くしたかったんだなって切なくなる。

ベベもいいキャラだった、トラウマじゃなかった。
目くるくるさせてぱたぱたしてて、なに言ってるかよく分かんないんだけど、
「カマンベール!」「パルミジャーノ!」とか言うのは聞きとれるの。
そんで字幕で<チーズニナッチャウ!>って出てくるの。かわいい。
個人的にはなぎさちゃんよりベベのほうが好きです。ごめんなさいなぎさちゃん。

5人のキャラがテレビシリーズのときとはちょっと違うのもおもしろい。
まどかはとにかくかわいい。ふわふわで優しい。
アルティメットまどか様じゃない、神様じゃない、普通の女の子。
ほむらちゃんがそういてほしい、って思ってるからなんだ、って分かってからだと
なおのことそう見えるんだろうな。それもまた切ない。

マミさんは前よりぐっとかっこよく見えた。
でも中身はきっとそんなに変わってない(お茶会とか絶対マミさんの好みだし)
から、ほむらちゃんとの戦闘シーンの影響ですね間違いなく。
マミさんの本気が見られてよかったです。めちゃめちゃかっこよかったよ!! 
壮絶すぎて何が起こってるのかよく分からなかったけど!!

さやかは、うん、大人になって……!! 
円環の理に取りこまれてもっかい帰ってきてるから、
いろいろ整理がついてるんだね。
テレビシリーズではそれこそひとりで抱え込んで壊れる子だったのが、
今度は逆に壊れそうな子を助けるポジションに回ってるのが
なんだかよいなーと思いました。
今回の終盤でさやか自身が宣言したように、
ほむらちゃんを悪魔として憎み続けてくれることが、
悪魔ほむらちゃんにとってある意味救いではないかしら。

杏子は前みたいにとんがってないなーってくらいで、
基本的に一番変わってない感じがした。
でもさやかちゃんのポジションが大きく変わったから
夢のあんさやシンメが実現したわけですね。
背中合わせで話すシーンとかちょう嬉しかったよ。ありがとうございます。

ほむらちゃんは話が進むにつれてどんどん脱皮していくのが面白かった。
おとなしいかわいいメガネほむらちゃんから、
テレビシリーズでおなじみの強気ほむらちゃんへ、
絶望と決意の魔女へ、そして妖艶な悪魔へ。
どんどん雰囲気が変わっていくけれど、
でも根っこが真面目で一途で潔癖なのは変わらないんだよね。
だから悪魔にまでなってまどかを取り戻しても満たされてない。
ほむらちゃんにとってのハッピーエンドは何だろう、それはいつ来るんだろう。

それからね、主題歌が大好きです。『君の銀の庭』。
この曲が大好きで、映画観る前から聞いていたのだけど、
新編の物語ありきで書かれた曲だから
映画観て聞いたほうがいいんだよな、ってすっと思っていた。
これを映画館で聞くために新編を観に行った、って部分もある。
静かに寄り添って、何処にも行かないで、って流れる中で、
スクリーンの中のまどかとほむらちゃんのシルエットは左右に区切られていた。
神様も悪魔もなく、ただただ普通にふたりでいたかったんだよねえ。
だからこれはやっぱり誰にとってもハッピーエンドにはならない、
まず元凶のほむらちゃんがハッピーから一番遠いところにいるんではなかろうか。
もし続編があるならほむらちゃんが救われますように、と思いながら
映画館を出ました。続編。あってほしいような、怖いような。


映画  c.0  t.0

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